「仕事で代わりがいないから休めない…」と、悩んでいませんか?
結論からいうと、仕事で代わりがいないから休めないのは異常なので辞めたほうがいいでしょう。
本記事では、仕事で代わりがいないから休めないときの対処法について解説しています。
代わりがいないから仕事を休めない人は、ぜひ最後までご覧ください。
仕事で代わりがいないから休めないときの対処法
仕事で代わりがいないから休めないときは、以下の方法を試してみてください。
- 早めに休みを申請する
- 他の人と休みがかぶらないようにする
- 人事部に相談する
- 外部機関に相談する
- 休めないのは違法なので退職する
早めに休みを申請する
代わりがいなくて仕事を休めないときは、早めに休みを申請するようにしてください。
早めに休みを申請すれば、休みを取れる確率が上がります。
なぜなら、あなたの代わりをしてくれる人を探す時間がつくれるからです。
どれだけ代わりがいないといっても、あなたじゃないとできない仕事なんてほぼありません。
大半の仕事は、代わりを立てれば成り立ちます。
だから早めに休みを申請して、代わりを探すといいでしょう。
他の人と休みがかぶらないようにする
他の人と休みがかぶらないようにするのも、選択肢のひとつです。
先ほどのとおり、ほとんどの仕事は代わりを立てれば成り立ちます。
あなたの代わりに仕事をやってくれる人が多ければ、あなたは休めるようになるでしょう。
といっても、他の人の休みを把握するのは難しい場合があります。
そういうときのために、職場の人とは最低限のコミュニケーションをとっておいたほうがいいでしょう。
人事部に相談する
率直にいって、代わりがいないから休めない職場は異常です。
すぐに人事部に相談して、改善してもらうように頼んでください。
通常、従業員の勤怠は人事部が管理しています。
人事部に相談することで、休みが取れるようになるかもしれません。
もともと、労働基準法では以下のように有給消化が義務化されています。
⑦ 使用者は、第一項から第三項までの規定による有給休暇の日数のうち五日については、基準日から一年以内の期間に、労働者ごとにその時季を定めることにより与えなければならない。
引用元:e-Gov法令検索
代わりがいないからといって、有給を消化できないのは本来違法です。
違法であることを指摘すれば、人事部も対応せざるを得なくなるでしょう。
外部機関に相談する
人事部に相談しても、休めないことがあるかもしれません。
そんなときは、外部の専門機関に相談しましょう。
例をあげるとすると、全国の労働局や労働基準監督署には”総合労働相談コーナー”が設置されています。
総合労働相談コーナーでは、職場でのトラブルや悩みごとの相談を無料で受け付けています。
予約は不要で、匿名・無料で相談できるのが特徴です。
ほかにも無料で利用できる相談窓口を下記にまとめておいたので、適宜利用してください。
無料・匿名で利用できる相談窓口
休めないのは違法なので退職する
繰り返しになりますが、仕事を休めないのは異常で違法です。
ですので、そういった職場は辞めるのが一番いいでしょう。
人事部や外部機関に相談しても、すぐに改善することはありません。
ムダな時間を過ごしたくないなら、すぐさま辞めて違法な職場とは縁を切ることをオススメします。
今すぐに仕事を辞めたいときは、退職代行へどうぞ。
退職代行とは、あなたの代わりに退職の旨を伝えてくれるサービスです。
ほとんどの退職代行は合法で、実質即日退職ができます。
たとえば、退職代行Jobsなら弁護士が監修しているから法的に安心して利用できます。
顧問弁護士が顔出しをしていて信用度が高く、スタッフの対応も親切だと好評です。
Jobsなら最短で明日から職場に行かなくていいので、今すぐに仕事を辞めたいあなたにピッタリです。
もちろん、退職手続きは自分でおこなえばお金はかかりません。
退職代行はそのめんどくさい手続きを代行してくれるのでお金がかかりますが、料金以上の価値があると個人的には思っています。
退職代行Jobsについては別の記事でくわしく解説しているので、気になったらそちらをご覧ください。
仕事で代わりがいないから休めない原因
仕事で代わりがいないから休めないのには、共通する原因があります。
それは、以下の3つです。
- 人手不足
- ブラック思想に洗脳されている
- パワハラを受けている
人手不足
仕事で代わりがいないのは、たいていの場合、人手不足が原因です。
人手不足だと仕事量が過多になり、休めなくなります。
代わりを探そうにも従業員みんなが手一杯だから、永遠に休めません。
この異常状態が慢性的に続き、代わりがいないから休めない原因になります。
ブラック思想に洗脳されている
ブラック思想に洗脳されている職場でも、仕事で代わりがいないことが多いです。
ブラックな職場では、長時間労働や休日出勤があたりまえになっています。
その結果、「自分だけ休むなんて申し訳ない」と思うようになってしまいます。
これは感覚がマヒしているだけで、そもそもこの考えは間違いです。
パワハラを受けている
パワハラを受けていて、休めないケースも考えられます。
基本的に、休むときは上司の許可が必要です。
でもパワハラを受けていると、上司が許可してくれないおそれがあります。
周りもパワハラの標的になりたくないため、仕事を代わってくれません。
仕事で代わりがいないから休めないときのFAQ
仕事で代わりがいなくて休めなかった体験談
仕事で代わりがいなくて休めなかった体験談を、ツイッターで調査しました。
その結果を、ご報告します。
体調がよくないのに休めない
体調がよくないけど仕事の代わりがいないから休めないという人は、思ったよりたくさんいました。
とくに一人だけでやっている業務があると、休めないことが多いみたいです。
こういったときのために、一人だけでやっている業務はいつでも引き継ぎできるようにしておいたほうがいいでしょう。
休めない人はほかにもいるけど…
周りの人が休んでいないと、休みにくいのはよくわかります。
だけど、体やこころを壊してまで働くことになんの意味があるのでしょうか。
体やこころが壊れたら、働くことすらできなくなってしまいます。
つまり、働き続けるためには休むことは必要不可欠です。
帰りたいのに帰れない
休みたいのに休めないのと同様に、早く帰りたいのに帰れない人もわりといました。
同僚のムダ話が長かったり上司が残業していると、帰りづらい雰囲気になると思います。
けれどこれも休めない問題と同じで、あなたの体とこころを消耗する行為です。
過労やストレスで倒れてしまう前に、勇気を出して早く帰って休んだほうがいいでしょう。
あとで自分が困る
休んでしまうとあとで自分が困るから休めない、という意見もありました。
たしかに、休んだあとのことを考えると休まないほうがいいと思うかもしれません。
でも繰り返しになりますが、体とこころが健康でないと働けません。
精神的にキテると感じているなら、やはり休んだほうがいいでしょう。
社員の代わりがいない
現場で働いていると、社員が一人しかいないというのはめずらしくないでしょう。
わたしが学生時代にバイトしていた塾でも、社員は一人しかいませんでした。
社員しかできない業務があるから、その社員さんはいつも休みなし。
代わりがいないから、有給も取れてなかったと思います。
絶対に休めない状況って意外と身近にあるから、あなたも注意してください。
休んだら人権ない
あなたが休んだら、だれかの仕事が増えるのは事実です。
ですが、それってほんとうに正しいことなのでしょうか?
たとえば、スティーブ・ジョブズが亡くなってもアップル社は業績を伸ばしています。
ジョブズの代わりでさえいるんだから、あなたが休んでもなんとかなる会社でないとこの先生き残れないのではないでしょうか?
休んだだけで人権がなくなるような会社は、会社として成り立っていないように思います。
悪いと思って休めない
上司に申し訳ないから休めない、というツイートもありました。
協力して仕事をしている以上、相手のことを思いやるのは悪いことではありません。
しかし、やっぱり自分を犠牲にするのは間違っています。
休みたいのを我慢してまで働いても、得るものはないでしょう。
結局あなたも上司も消耗するだけなので、休みたいときは休んだほうがいいです。
男である我々は休めない
本筋からはずれるかもしれませんが、ちょっと疑問に思ったツイートです。
”男の代わりはいないけど女の代わりはいる”という考えを持っていると、自分も周りの人も苦しめることになると思います。
男や女という縛りではなく、仕事での代わりはいるけどあなた自身の代わりはいないと考えたほうがいいのではないでしょうか。
性別ごとのジェンダーロールに縛られていては、生きづらさが増すように思います。
早めに対策しないと死ぬのに
体質的に、代わりがいないから休めないと言ってられない人もいます。
とくにコロナ禍になってからは、休まないと命の危険が出てくる人も少なくありません。
何度もいいますが、体とこころの健康が最優先です。
体とこころが健康でないと、働くことすらできなくなります。
休めないと言い逃ればかりせず、勇気を出して休んでください。
多少迷惑はかかるかもしれませんが、命を落とすより全然いいです。
代わりがいないから休めないのは違法だから辞めよう!
仕事で代わりがいないから休めないのは、かなり異常です。
というか、違法なので辞めたほうがいいでしょう。
辞める以外にも休む方法はありますが、正直どの方法もあまりおすすめしません。
違法な職場は一刻も早く辞めて、新しい職場で好きなときに休める生活をはじめてください!