仕事が向いてないのは甘えじゃない12の理由。向き不向きの判断基準とは

「仕事が向いてないと思うから辞めたいんだけど、これって甘えなの?」と悩んでいませんか?
結論からいうと、仕事が向いてないから辞めたいと思うのは甘えではありません。
本記事では、仕事が向いてないのは甘えではない理由を書いています。
また、仕事が向いてないのは甘えかどうか判断するポイントについても解説します。
仕事が向いてないから辞めたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
仕事が向いてないのは甘えじゃない12の理由

仕事が向いてないと感じるのは、甘えじゃありません。
その理由は、以下です。
- 3人に1人が向いてないと感じている
- だれでも苦手な仕事がある
- 理想と現実は違う
- 30代の半数以上は転職経験者
- 隣の芝生は青く見える
- 熱意がある社員は6%しかいない
- 職場の人間関係も影響する
- 甘えかどうかは自己判断でしかない
- 8割以上が働きたくないと思ったことがある
- 仕事はひとつじゃない
- 疲れていると判断力が低下する
- 浮き沈みがあって当然
3人に1人が向いてないと感じている
働いている人の約3人に1人は、今の仕事は向いてないと感じています。

とくに30代以下の年代では、3割以上の人が今の仕事が向いてないと思っています。

上記の調査のように、仕事が向いてないと感じるのはめずらしいことではありません。
仮に仕事が向いてないのが甘えだとしたら、多くの人が甘えてることになります。
多くの人が甘えてるなら、それはもはや甘えとはいえないでしょう。
だれでも苦手な仕事がある
あたり前の話ですが、だれにでも苦手な仕事はあります。
そして、仕事には向き不向きもあります。
どんな仕事でも向いていると感じられる人は、存在しません。
人間だから、向いてない仕事があって当然です。
当然のことを甘えだとするなら、世の中のほとんどすべてが甘えになってしまいます。
理想と現実は違う
今の仕事があなたの思い描いていたものと違ったとき、向いてないと思うこともあるでしょう。
現実は、理想通りには進みません。
理想が大きければ大きいほど、現実とのギャップに苦しむことになります。
とくに新しい仕事をはじめたときは、向いてないと思い込む可能性があります。
30代の半数以上は転職経験者
30代になると、半数以上が転職を経験します。

もしも向いている仕事をしていたら、転職なんてしないはずです。
つまり、30代の半数以上は向いてない仕事をしていたということになります。
このことから、向いてないという理由で仕事を辞めるのは甘えじゃないことがわかります。

むしろ、すぐに向いている仕事を見つけられる人のほうが少ないでしょう。
隣の芝生は青く見える
だれかと比べて、自分は向いてないと思ってしまうケースもあります。
けれど、隣の芝生が青く見えるのはみんな同じです。
他人と比較して向いてないと思ってしまうのは、あなたが正常な証拠です。
これは甘えというか、人間ならだれもが感じるただの劣等感です。
熱意がある社員は6%しかいない
ある調査によると、熱意あふれる社員は6%しかいないという結果が出ています。


熱意があることと、仕事に向いているかは、直接は無関係です。
ですが、仕事が向いてないと思う人が熱意を持つ可能性はかなり低いです。



この調査からも、仕事に向いてないと思ってる人が多いことがわかります。
職場の人間関係も影響する
たとえ仕事内容に満足していても、職場の人間関係がよくないと向いてないと思ってしまいます。
たとえばパワハラがある職場だと、向いてないと感じる人が大多数です。
要するに、人間関係込みで考えると向いている仕事はなかなか見つからないのがわかります。
わたしのように職場の人が全員嫌いだと思うと、向いてないと勘違いすることもあります。
甘えかどうかは自己判断でしかない
自分は甘えだと思っていても、周りから見ればそうでもないことはわりとあります。
結局、甘えかどうか決めるのは自分自身です。
逆にいえば、甘えだと思うのはただの自己診断でしかありません。
ただの自己診断なので、正直なところ信用できるモノサシとはいえないでしょう。
8割以上が働きたくないと思ったことがある
じつは、仕事をしている人の8割以上が働きたくないと思っています。


このなかで向いている仕事を見つけられる人って、レア中のレアです。
だから仕事が向いてないから甘えなんて、考える必要はありません。
というより、向いてないのを甘えだと思うなんて自分に厳しすぎです。



働いてるだけでえらすぎなんだから、それ以上自分に厳しくする必要はありません。
仕事はひとつじゃない
今の仕事は、たくさんある選択肢のひとつにすぎません。
仕事が向いてなくても、またほかの選択肢を試せばいいだけです。
世の中には、数え切れないほどの仕事があります。
ひとつがダメだからといって、甘えと決めるつけるのは早いです。
あなたに向いている仕事は、必ずあります。
疲れていると判断力が低下する
疲れていっぱいいっぱいになると、向いてないんじゃないかと悩むようになります。
これは、疲れで判断力が低下しているせいです。
人間は、疲れると判断力が鈍ります。
疲れているときの悩みは、正直アテになりません。
「今は疲れてるから悩んでしまうんだな」と、軽く流してください。
浮き沈みがあって当然
人間なので、気分の浮き沈みがあるのがふつうです。
沈んでいるときにマイナスなことを考えてしまうのは、人間なら避けられないでしょう。
とはいえ、ずっと沈んだままなのは問題です。
仕事のことを考えるといつもゆううつな気分になるなら、いったん休むことも検討してください。
仕事をしばらく休めば、今の仕事がほんとうに向いてないのかじっくり考えられます。
仕事が向いてないのは甘えかを判断するポイント


仕事が向いてないのは甘えではない理由をお伝えしましたが、もしかしたらまだモヤモヤする気持ちが残っているかもしれません。
そこで次は、仕事が向いてないから辞めたいと思うのは甘えなのか判断するポイントについて解説します。
- やりがいを感じるか
- 心身に不調は出ていないか
- 将来をイメージできるか
- スキルアップできているか
- 職場に目標とする人はいるか
やりがいを感じるか
仕事にやりがいを感じない場合、向いてないと思うのは甘えではありません。
なぜなら、やりがいを感じないと自分に自信がなくなってしまうからです。
わたしは前職では、お茶くみやコピーなどの雑用ばかりをさせられていました。
そういった雑用にやりがいは感じられず、「自分はまともな仕事を任せてもらえないくらい価値がないんだ」とどんどん自信がなくなっていきました。
やりがいのない仕事をしていたら、自分に自信がなくなっていきます。
自信がない仕事に対して向いてないと思うのは、甘えではなくあたり前の感情です。
心身に不調は出ていないか
体調不良などの症状が出ているときも、向いてないと感じてしまうでしょう。
こころの状態と体の状態は、リンクしています。
つまり、体調が悪いと思考もネガティブな方向に進みがちになります。
精神状態が悪いときに下すジャッジは、とても正確とはいえません。
結論、心身に不調が出ているときに向いてないと思うのは、甘えとはいえないでしょう。
将来をイメージできるか
将来をイメージできるかどうかも、甘えなのかを判断するポイントです。
じっさいに、数年後に今の仕事をしている自分の姿を想像してみてください。
もし将来をリアルに想像できない場合、その仕事は向いてないと思うのが自然です。
将来をイメージできないのは、仕事を続けられるほどモチベーションが保てないからでしょう。
モチベーションが低い仕事は、向いてないと思い込みやすいです。
スキルアップできているか
将来をイメージできるかと同じく、スキルアップできているかも甘えかどうか判断するポイントになります。
スキルアップできていないと、仕事で成功しても喜べません。
仕事で喜べないと、やはりやりがいを感じなくなってしまいます。
いくら働いてもスキルが身につかない状態だと、向いているかどうか判断するのも難しくなるでしょう。
スキルアップできないのは向いてないのではなく、仕事の内容に問題があるのかもしれません。
職場に目標とする人はいるか
職場に目標とする人がいないと、精神的に病む可能性が高いです。
精神的に病んでしまったら、仕事が向いてないと思うようになるでしょう。
しかし、この場合は仕事じゃなくて職場に向いてないだけではないでしょうか。
あるいは、働きかたが向いてないのかもしれません。
「働きたくない」という気持ちと、「向いてない」を混同しないようにしてください。
仕事が向いてないとわかったときの対処法


今の仕事が自分に向いてないと感じたら、以下の方法を試してみてください。
- やりたいことを探す
- 自分を見つめ直す
- プロの力を借りる



順番に、解説してきます。
やりたいことを探す
仕事が向いてないと思ったら、やりたいことを探せばOKです。
そして、やりたいことを順番にトライしてみてください。
そうすれば、いつかあなたに向いている仕事が見つかります。
やりたいことが思いつかないときは、とりあえず興味があることをやってみるといいでしょう。
興味があることをやっていけば、そこから自然とやりたいこともわかってきます。
たとえば、スキルアップのためにキャリアスクールに通うのも選択肢のひとつです。
アラサー女性なら、今からはじめればやりたい仕事を一生続けられるスキルを身につけることができます。
アラサー女性向けのキャリアスクールといえば、SHElikesがイチオシです。
SHElikesは女性限定のキャリアスクールで、未経験から一生モノのスキルが学べます。
SHElikesでスキルアップすれば、ライフステージにあわせて働きかたを変えることも可能です。
キャリアスクールに通うと、やりたいことを仕事にしている人の体験談を聞くことができます。
いろんな人の体験談を聞くことで、自分のやりたいことが見つかるケースも多いです。
自分がどんなことをやりたいのかよくわからないときは、一度経験者の聞いてみるといいでしょう。



ちなみにわたしはSHElikesの体験レッスンで先輩方の話を聞き、自分のやりたいことが明確になりました。
わたしがSHElikesの無料体験レッスンに参加した感想は下記記事に書いているので、参考にどうぞ。
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自分を見つめ直す
自分を見つめ直すのも、対処法として有効です。
自分自身のことをよく考えて、どんな仕事が向いているのかゆっくり考えてみてください。
ゆっくり考える時間がほしいなら、休職するのもアリです。
休職すれば、退職より低リスクで自分を時間を作ることができます。
ただし、会社によっては休職制度がない場合もあるから注意してください。
プロの力を借りる
プロの力を借りて、客観的に判断してもらうのもいいでしょう。
具体的には、転職エージェントに客観的に判断してもらう方法をオススメします。
例をあげるとすると、これまで50万人以上の転職をサポートしてきたリクルートエージェントを利用する方法です。
リクルートエージェントなら、豊富な実績をもとにあなたがどんな仕事に向いているか判断してくれます。
リクルートエージェントは、業界最大手で転職支援実績ナンバーワンです。
あなたの強みがわかるように、専門のキャリアアドバイザーが”キャリアの棚おろし”を実施してくれます。
といっても、リクルートエージェントはあくまで転職エージェントです。
それゆえ、担当者によっては転職をすすめられるかもしれません。
ですが、転職したくないなら断ってOKです。
じっさい、相談だけして転職サポートは利用しない人も多いです。
なんといっても無料なので、使っても損はありません。
今後のキャリアについて客観的な意見が聞きたいと思ったら、試しに相談してみてはどうでしょうか。
向いてない仕事を続ける場合の注意点


もし向いてない仕事を続ける場合は、以下のことに注意してください。
- 人生がどうでもよくなる
- ストレスがたまる
- チャンスを逃す
人生がどうでもよくなる
向いてない仕事は、楽しいと感じられません。
楽しくないことを続けると、そのうち全てがどうでもよくなってしまうでしょう。
1日の1/3以上の時間は、仕事の時間です。
通勤や仕事の準備をあわせると、起きている時間のほとんどは仕事に関することをしています。
すなわち、仕事が楽しくないとずっとつまらない時間を過ごすことになります。
そしてつまらない時間を過ごしていると、だんだん仕事以外のことも無気力になっていくでしょう。
ストレスがたまる
向いてない仕事を続けるのは、すごくストレスです。
というか、向いてないと思うだけでもかなりのストレスになります。
先ほどのとおり、仕事が向いてないと思うのは「職場が向いてない」「働きかたが向いてない」という気持ちと混同しやすいです。
なにがいいたいのかというと、合わない職場で働いていると仕事が向いてないと勘違いしてストレスがたまりやすくなります。
ストレスがたまると、最悪の場合うつ病になって、社会から一時離脱しないといけなくなるかもしれません。
向いてないと思いつつ仕事を我慢して続けても、あまりメリットはないでしょう。
チャンスを逃す
もしあなたが向いている仕事をしていれば、もっとチャンスがあったでしょう。
成功のチャンス、転職のチャンス、昇給のチャンスなどなど…
向いていない仕事でストレスを抱えていると、視野が狭くなりチャンスを逃してしまいます。
向いている仕事じゃなくても、好きな仕事なら少なくともストレスはかなり減ります。
いずれにしても、向いてない仕事をしていてチャンスが訪れるのはレアケースです。
仕事が向いてないと感じたらやりたいことをやろう!


仕事が向いてないと思うのは、甘えではありません。
なぜなら、向いてないと思う気持ちは不確かだからです。
仕事が向いてないと思うのは、「職場や働きかたが向いてない」「仕事にやりがいを感じない」という気持ちと混同しているだけかもしれません。
それなら、向いている仕事を探すよりあなたのやりたいことを仕事にしたほうがいいでしょう。
やりたいことが見つからないなら、やりたいことを実現している人の体験談を聞いてみてください。
いろんな人の話を聞くうちに、あなたもなりたい将来像をイメージできるようになるはずです。
仕事が向いてないと思ったら、まずは自分がやりたいことを探すことからはじめてみてください!