「人生に疲れた、逃げたい」と思っているあなたに、どうしても伝えたいことがあります。
逃げたいくらい人生に疲れたときは、絶対逃げたほうがいいです。
本記事では、うつ病歴15年以上の筆者が「人生に疲れた、逃げたい」と思ったときの対処法について解説しています。
人生に疲れた逃げたいと思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
人生に疲れた、逃げたいと悩むあなたに伝えたいこと

「人生に疲れた、逃げたい」と思っているあなたに、伝えたいことがあります。
それは、以下の5つです。
- 逃げることは悪いことじゃない
- 人生はただの暇つぶし
- 生きてるだけで丸儲け
- あなたの人生の主役はあなた
- どうせこの世は地獄
逃げるのは悪いことじゃない
逃げることは、けっして悪いことではありません。
逃げは悪ではなく、未来のためのポジティブな選択です。
たとえば、植物は自分が快適に過ごせる場所で花を咲かせます。
暑さが苦手な植物を、カンカン照りの庭で育てても枯れてしまいます。
それと同じで、合わない環境下ではあなたは無力です。
あなたが今しようとしているのは逃げじゃなくて、自分が花咲くための場所探しです。
人生はただの暇つぶし
人は、いつか必ず死にます。
どうせ死んでしまうので、頑張っても頑張らなくても結果は同じです。
というか、頑張ったからといって必ず幸せになれるわけではありません。
頑張りすぎて人生に疲れたあなたは、きっとそのことに気づいているはずです。
頑張っても頑張らなくても同じなら、べつにそこまで頑張らなくてもいいんじゃないでしょうか。

頑張りすぎて疲れてしまった人には、以下の本がオススメです。

読書には、ストレス解消の効果があります。
じっさいわたしも読書をするようになって、ストレス発散がうまくなったと思います。
この記事を読んでくださったのも、なにかのご縁です。
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生きてるだけで丸儲け
人生は、生きてるだけで100点です。
いや、1億点満点といってもいいでしょう。
生きているから、しんどいことがあるのは事実です。
ですが、生きているから出会えるもの、見える景色があります。
今はなにもしなくても、なにもできなくても、あなたのもとに喜びは降り続けています。
生きてさえいれば、そのことに気づける日が必ず来ます。
あなたの人生の主役はあなた
「逃げてはいけない」という人の声に、耳を貸す必要はありません。
逃げなかった結果あなたがボロボロになったとしても、その人は責任をとってくれません。
何度もいいますが、生きてさえいられれば、それだけでいいです。
逃げることで生きられるなら、逃げればいいんです。
エヴァパイロットでもないんだから、逃げたって世界が崩壊することはありません。
どうせこの世は地獄
悲しいですが、この世は地獄です。
逃げたら地獄かもしれませんが、逃げなくても地獄です。
どうせ地獄なんだから、あなたの好きなほうを選んでください。
逃げなかった先の未来が明るい保証は、どこにもありません。
逆に、逃げたらお先真っ暗とも決まっていません。
結果はだれにもわからないんだから、あなたがラクになれるほうを選べばいいんです。
人生に疲れた、逃げたいときの対処法

人生に疲れたら、以下の対処法を実践してみてください。
- ひたすら休む
- だれかに相談する
- ラインオーバーしてくる人とは距離をとる
ひたすら休む
人生に疲れたと思ったら、ひとまず休んでください。
「休む」とは、なにもしないことです。
心身の疲れを癒やすには、なにもせずボーッとするか、眠るのが一番です。

なにもしないなんて、世間に申し訳ない。

眠りたくても、嫌なことばかり考えてしまって眠れない。
かつてはわたしも同じように思っていたので、その気持ちはとてもわかります。
でも、ボロボロの状態ではなにもできません。
疲れが癒えるまでは、ゆっくり休んでください。
だれかに相談する
一人で抱えきれなくなったら、だれかに悩みを相談してください。
自分の気持ちを吐き出すことで、精神的なストレスは軽減します。
相談は、できればプロに頼るのがいいでしょう。
具体的には、心療内科に行ったりカウンセラーに相談するのがベストです。
心療内科・精神科に行けば、うまく休めるような薬を処方してもらうこともできます。
病院に行くのがハードルが高いなら、家族でも友人でもだれでもいいです。
とにかく自分の中だけで悩まないで、気持ちを吐き出すようにしてください。
もしも相談する人がだれもいないなら、無料の相談窓口も利用してみてください。
無料・匿名で相談できる窓口
ラインオーバーしてくる人とは距離をとる
アドラー心理学的にいうと、ほとんどの悩みの原因は人間関係だそうです。
だから、人生に疲れたときは人間関係を見直すことも重要になります。
とくにラインオーバーしてくる人とは、距離をとるようにしてください。
ラインオーバーとは、『我慢して生きるほど人生は長くない』の中に書かれてある言葉です。
ラインオーバーの意味を要約すると、あなたの領域を侵害する人のことです。
つまりあなたにとって不快なことをしてきたり、価値観を一方的に押し付けてくる人とは距離をとってください。
人間関係の悩みが消えれば、こころの疲れもなくなります。

どれだけ近しい人であっても、ラインオーバーされたと感じたら距離をとったほうがいいでしょう。
人生に疲れて逃げた人の体験談

最後に、人生に疲れて逃げた人の体験談をツイッターで調査しました。

わたしは逃げてみて、逃げってそんなに甘いことじゃないと気づきました。
本来逃げるのは生きるための術
人間以外の動物は、逃げても責められることはありません。
それどころか、逃げ切れたら褒められることもあるでしょう。
どうして人間だけは、逃げたら責められなくてはいけないのでしょうか。
生きるためなら、逃げてもいいです。
法を犯すわけじゃないんだから、あなたも自分のことを責めすぎないでください。
辞めてしまえば赤の他人
学校や会社から逃げるのは、とても勇気がいります。
周りからどんな目で見られるんだろうと思うと、足がすくむ気持ちはよくわかります。
だけど、逃げてしまえばその人たちとは離れられます。
どう思われても、これから先その人たちと関わることはありません。
もう関係ない人たちの顔色をうかがうのは、やめましょう。
無関係な人たちよりも、あなた自身のことを大切にしてください。
なにをやってもなにか言われる
逃げたら、なにかいわれるかもしれません。
でも現状のままでいても、行動力がないといってくる人はいるでしょう。
どちらを選んでも、文句をいってくる人はいます。
それなら、あなたがラクなほうを選べばいいんじゃないでしょうか。
文句をいってくる人は、あなたの人生に責任をもってくれません。
そんな人たちの言葉は、気にする必要はないです。
逃げても人生は終わらない
残念ながら、逃げたくらいでは人生は終わりません。
そのあとも、しばらく人生は続きます。
逃げたあとに再び立ち上がるには、ある程度体力を残しておく必要があります。
それは、逃げたあとも人生を続けないといけないからです。
あなたの居場所は、どこかに必ず存在しています。
その居場所までたどり着くために、体力があるうちに逃げてください。
逃げないとダメなときも多い
生きていると、逃げないとダメな場面があります。
たとえば、いじめやパワハラからは逃げたほうが絶対いいです。
いじめの場合、逃げずに立ち向かっても時間がムダになるだけです。
その証拠に、いじめ被害者・パワハラ被害者は口をそろえて「もっと早く逃げればよかった」といいます。
繰り返しになりますが、逃げるのは悪いことではありません。
むしろ、逃げるのが正解のときだってあります。
不真面目でもいいじゃん
不真面目でもなんでも、生きるためなら逃げてOKです。
もしかしたらあなたは、不真面目になりたくないと思うかもしれません。
ですが、そうやって迷ってたくさん考えている時点でめちゃくちゃ真面目です。
そもそも不真面目な人は、逃げちゃダメなんて思いません。
逃げることに、罪悪感も感じないでしょう。
逃げたいけど逃げられないと悩むあなたは、とても真面目で優しいです。
だから、逃げた先でもきっと笑顔でいられるなにかを見つけることができるはずです。
自分から逃げないなら逃げてもいい
何度逃げてもいいです。
でも、あなたの人生からは逃げないでください。
あなたの人生を終わらせないためなら、どれだけ逃げてもいいです。
だけど、絶対に、あなたの人生を手放すことだけはしないでください。
何度でもいいます。
生きてください。
生きてさえいれば、希望が見える日が必ず来ます。
あなたの幸せが最大の復讐
もしもラインオーバーされていることに疲れたら、これからは思いっきり幸せになってやりましょう。
あなたを不幸にした人にできる最大の仕返しは、あなたが幸せになることです。
わたしも、パワハラ元上司を見返したいから踏ん張ってこのブログを書いています。
ネガティブな動機ですが、そんなことべつに関係ありません。
逃げて幸せになることこそが、最大の復讐です。
逃げるが勝ちは正解
この記事のはじめでもお伝えしましたが、逃げるのは悪いことではありません。
あなたがしようとしていることは逃げではなく、自分に合う環境を探す行為です。
今の場所から離れて動き出すには勇気が必要で、あなたは立派な勇者です。
むしろ胸を張って、自分の人生のために新たな一歩を踏み出しましょう。
自分を守れるのは自分だけ
結局のところ、自分のことを一番幸せにできるのは自分ではないでしょうか。
もちろん、周りの環境による力も大きいでしょう。
それでも、そこまでたどり着いたのはあなた自身の力です。
運がよかっただけ?偶然がうまく重なったから?
そうかもしれないけど、それもすべて、あなた自身の力ですよ。
どうか自分に自信をもって、自分自身を守ってあげてください。
人生に疲れて逃げたいと思ったら逃げていい!

逃げたいくらいに人生に疲れたら、逃げてもいいです。
というか、思いきって逃げてしまってください。
負け組でも社会不適合者でも、どんな姿でも生きていけます。
どんな姿になっても、生きていてよかったと感じられる瞬間は必ず来ます。
あなたの辛さを理解できないのに、無責任に生きることを押し付けてしまってごめんなさい。
けれど、過去のわたしと同じように悩むあなたに「逃げてもいいんだよ」と、どうしても伝えたかったんです。
わたしは今、しんどい日もあるけど、生きていてよかったと思えています。
どうか、今日も明日も、ともに生きていきましょう!