お茶汲みくらい自分でやれ!雑用を押しつけられた社員たちの本音


会社でお茶汲みをさせられることにモヤモヤする。それくらい自分でやれ。
と、思っていませんか?
わたしもお茶汲みをさせられるのがとてもイヤだったので、その気持ちとてもわかります。
たしかに、お茶汲みも仕事のうちだという人もいるでしょう。
しかし大多数の人は、お茶汲みやその他の雑用を女性社員に押しつけることにモヤモヤしています。
本記事では、そんな女性たちの本音を紹介していきます。
- お茶汲みくらい自分でやれと思っている女性たち
- お茶汲みが違法である根拠
- 女性社員が押しつけられている雑用
- お茶汲み制度を廃止するためにやっておくこと
- お茶汲みくらい自分でやれと提案した筆者の体験談
わたしは、雑用を女性社員に押しつけることに納得できませんでした。
けれど会社を辞めたおかげで古い考えから解放され、人生が変わりました。
わたしと同じように、自分のことは自分でやれ!とモヤモヤしている人はぜひ最後までご覧ください。
お茶汲みくらい自分でやれ!働く女性たちの本音


令和になった今の時代でも、お茶汲みを女性社員にさせている会社は存在します。
そして多くの女性社員は、お茶汲みをさせられることにモヤモヤしています。
その証拠として、お茶汲みをする女性たちの声をツイッターで集めました。
自分の分くらい自分でやれ
このツイートと同様の意見は、とても多かったです。
自分の分は自分でやればいいだけなのに、どうして女性社員にだけさせるんでしょうか。
わたしたちにも、お茶汲み以外にやらないといけない仕事があります。



お茶汲みで、わたしたちの仕事の時間を奪っていることを自覚してもらいたいです。
職場の女性はオカンじゃない
元弊社も女性社員をメイドと勘違いしている人ばかりだったので、とてもわかります。
家事は、家でやってる分だけで十分です。
会社でまで家事役割を押し付けられるのは、苦痛でしかなかったです。



こういうと「俺も家では家事やってるほうだから」とよくわからない反撃を受けて、うんざりしたことがあります。
事務≠お茶汲み係
事務員はお茶汲み係じゃないし、お世話係でもありません。
令和だろうがなんだろうが、古い考えの人は一定数います。
考え方は人それぞれだけど、押し付けてくるのはほんとに止めてもらいたいですよね。



わたしは仕事をしにきているのであって、お茶汲みをしにきているわけじゃないんですよ。
たいしたことのない仕事?
わたしも、まったく同じことをいわれました。
「そのくらいのことだから、やればいいのに」と。
でも「そのくらいのことだから、かわりにやる」とは絶対にいわないんですよね。



そういう上司のことを、わたしは一ミリも尊敬できませんでした。
意外とハードできつい
やってる側からすると常識ですが、お茶汲みって意外とハードです。
あと来客が多いときは、頭使わないとコーヒーメーカーがすぐパンクします。
(元弊社のやつは、ちょい古のコーヒーメーカーだったので)



お茶汲みはラクな仕事だと思ってるかもですが、そんなことないです。
そもそもアウト
これもたまに聞く意見ですが、男女でお茶の味って変わるんですかね?!
見た目的に女性がいいっていう意味なら完全セクハラだし、どちらにしてもアウトですよね。



正確には「女性」じゃなくて「従順な女の子」って意味だと思うと、なんともいえない気持ちになります。
プラスはないがマイナス評価はある
お茶汲みがどれだけうまくても、評価は上がりません。
給料が増えることも、ビジネススキルが身につくこともないです。
だけどやりたくないっていうとめちゃくちゃマイナス評価をされ給料が下がる、という不利すぎるルールがあります。



まるで理不尽を絵にかいたような話ですが、実話です(経験談)
コロナ感染が心配
コロナを機に、お茶汲み制度の見直しをしてほしいです。
できるだけ人との接触を避けたほうがいいのに、お茶汲みをさせるって問題なんじゃないでしょうか。



こんな時期に、むやみに来客を呼ぶのもどうかと思います。
ずっとおかしいと思ってる
ツイ主のように、ずっと不満に思っている人も少なくありません。
もしうまくボイコットできるなら、ボイコットしたい人は多いでしょう。



ただ、ボイコットが見つかるとマイナス評価の危険性があります。
機転のきかなさが酷い
大の大人が、こういう通知を出したということに驚きです。
こんな通知はできるのに、なぜペットボトルを出すという選択はできなかったのか…。



誰かの手を借りないと水分取れないなんて、赤ちゃんかよ。
お茶汲みを女性にさせるのは違法である


次に、お茶汲みを強制するのは違法である根拠を解説します。
あわせて、「お茶汲みも仕事のうち」という意見についても検証します。
お茶汲みを女性にさせるのは違法である根拠
女性にお茶汲みをさせるのは、違法です。
どんな法律に違反しているのかというと、男女雇用機会均等法です。
第六条 事業主は、次に掲げる事項について、労働者の性別を理由として、差別的取扱いをしてはならない。
一 労働者の配置(業務の配分及び権限の付与を含む。)、昇進、降格及び教育訓練
二 住宅資金の貸付けその他これに準ずる福利厚生の措置であつて厚生労働省令で定めるもの
三 労働者の職種及び雇用形態の変更
四 退職の勧奨、定年及び解雇並びに労働契約の更新
引用元:e-Gov法令検索
男女雇用機会均等法の第六条には、上記のように書かれています。
つまり、女性だからという理由で業務の配分をするのは違法です。



ただ現実問題として、違法だといっても聞く耳持たない人が多いのも事実です(泣)
「お茶汲みも仕事のうち」という意見もある
お茶汲みも仕事のうちだという人がいますが、それは違います。
あれは仕事ではなく、コミュニケーションのひとつです。
仕事をスムーズに進めるためにやっているのであって、仕事としてやっているのではありません。
忙しくて疲れている人に、お疲れさまの気持ちでお茶をいれるのはわかります。
困ったときはお互い様だし、そういうコミュニケーションなら大歓迎です。
けれど、いつも暇そうな上司やたいして仕事のできない先輩に、どうしてお茶をいれないといけないんでしょうか。
仕事だというなら、手当を出してほしいです。
元弊社にも、独自のルールがありました。



出社時に、青いマグカップでお水を出す



お水とコーヒーを、紙コップで



お湯とお水を割って、常温のお茶にする
個人的には、一番覚えるのが難しかった仕事はお茶汲みだった、といっても過言ではありません。
お茶汲み以外に女性が押しつけられる雑用・雑務


女性社員がおしつけられているのは、お茶汲みだけではありません。
- 電話対応・来客対応
- お土産配り
- ゴミ捨て
- 社内の清掃
- そのほか



さあ、地獄の釜の蓋を開けていきますよ…
電話対応・来客対応
女性社員の手が離せないときでも、なぜか電話に出ない男性社員っていますよね。
個人的に、電話が鳴ってるのに出ない人はどうしても好きになれません。



お茶汲みさせられてるんだから、どう考えてもこっちのほうが忙しいのに!
お土産配り
お茶汲み同様、自分のことを自分でやらないシリーズです。



◯◯さんからのお土産です。



へぇ〜。どこに行ってきたの?



温泉らしいですよ〜。
という、ムダでしかない時間。
自分のお土産くらい、自分で渡しなさいよ。
ゴミ捨て
ゴミ捨てもゴミ集めも、時間外にやることがほとんどですよね。
ゴミ捨てだけじゃなくて分別しなきゃいけないこともあるから、時間も労力もかかります。
なかでも分別はめんどくさいし、コロナ感染の点でも心配です。



お弁当のゴミとペットボトルを一緒に捨ててる人にイライラするのは、わたしだけでしょうか。
社内の清掃
自分のお弁当箱はひどすぎる…。
しかし個人のマグカップは、わりとあるあるだと思います。
この洗い物があるせいで、わたしは毎日かならず10分はサビ残していました。



就業前に、女性だけ早く来て社内清掃をさせる会社もあるよね。
そのほか
ほかには郵便物の受け渡し、飲み会のときのお酌など。
あげればキリがありません。
お酌しなきゃいけないから、会社の飲み会に行きたくないって人も多いです。
お茶汲み制度を廃止するためにやっておくこと


お茶汲み制度を廃止するために、準備しておいたほうがいいことがあります。
それは、以下の3つです。
- 自動販売機を設置する
- 来客にはペットボトルで対応する
- お茶汲み制度のない会社に転職する
自動販売機を設置する
お茶汲み制度を廃止するには、まず自動販売機を設置するといいでしょう。
自動販売機が難しそうなら、ドリンクサーバーを設置してみてください。
一緒に紙コップを置けば洗い物がなくなるし、メンテナンスや清掃までやってくれるものも多いです。
これで、自分のことは自分でやる、という基本スタンスを定着させましょう。
来客にはペットボトルで対応する
来客にお茶出しをするのも、ペットボトルを出すことで解決できます。
飲みきりサイズならかさばらないし、残った場合も持ち帰ってもらえて便利です。
また応接担当者が来客にペットボトルを渡すようにすれば、お茶出しの仕事もなくなります。
ただし、コストがかかるのですぐに導入するのは難しいかもしれません。
でも逆にいえば、お茶汲みにはそれだけコストがかかるということです。



これだけコストがかかることを、今まで無償でやってきたことに気づいてもらいたいです。
お茶汲み制度のない会社に転職する
お茶汲み制度を廃止したいというと、わたしと同じ道をたどることになるかもしれません。
(お茶汲み制度を廃止しようとしたわたしの顛末は、このあと書いています。)
最悪の事態に遭遇したくないなら、お茶汲み制度のない会社に転職するのがベストです。
たとえば女性が比較的多いWEBデザインの会社では、お茶汲み制度がないことが多いです。
お茶汲み制度がない会社に転職するために、今からWEBデザインのスキルを身につけておくといいでしょう。
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お茶汲みくらい自分でやってほしいと提案した結果


わたしはお茶汲みをさせられることに、入社してからずっとモヤモヤしてきました。
だからお茶汲みくらい自分でやってほしい、と提案したことがあります。
その結果、以下のようになりました。
- スルーされる
- 結局お茶汲みを強制される
- パワハラが悪化する
スルーされる
わたしも同じように「ユニークな考えだね」と言われて、スルーされました。
ちなみにわたしは都心部の会社に勤めていて、話した相手は30代後半の上司(社長)でした。
田舎とか、年齢とか、少しは影響するかもしれませんが、ぶっちゃけ人によります。



若い人なら聞いてくれると思ったら、大間違いでした。
結局お茶汲みを強制される
この業界では女性がお茶汲みをするのが当たり前、と取り合ってもらえませんでした。
その後も諦めずに何度も打診したのですが、なにもかわらず、結局お茶汲みを強制されました。



不動産業界では、お茶汲みをするのが当然だそうです。
パワハラが悪化する
わたしの場合は、この提案を機に目をつけられるようになりました。
それまでもパワハラっぽいことはありましたが、これ以降はことあるごとに難癖をつけられるようになります。
そのうちにわたしの精神は壊れ、体もこころもボロボロになってしまいました。
このツイートの翌日わたしは退職代行に駆け込み、なんとか退職することができました。
お茶汲みがイヤなら自分を変えてみよう!


お茶汲みをさせられることに不満を持っている人が多いことが、わかってもらえたでしょうか。
もしお茶汲み制度から逃れたいなら、古い慣習のない会社に転職するのが確実です。
具体的には、女性や若い人が多いWEBデザイン系の会社が狙い目です。
WEBデザインの仕事なら、スキルがあればこれからでも転職できます。
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