パワハラ上司に仕返しする方法15選!最も効果的な方法を実体験から解説

「パワハラ上司に仕返しするにはどうするのが一番効果的なの?」と、思っていませんか?
結論からいうと、パワハラ上司への仕返しでもっとも効果的な方法は退職代行で即日退職することです。
本記事では、パワハラ上司に仕返しする方法を効果が高い順に解説しています。
パワハラ上司に仕返ししたい、やっつける方法が知りたいと思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
パワハラ上司に仕返しする方法15選

パワハラ上司に仕返しする方法を、上司へのダメージが大きい順に解説していきます。
- 退職代行で即日退職する
- しれっと転職する
- 訴えて慰謝料請求をする
- 上司の上司に相談する
- 総合労働相談コーナーに行く
- 仕事で成功して見返す
- 上司より稼ぐ
- 徹底的に無視する
- 直接上司に指摘する
- メンタルクリニックを受診する
- 異動・転勤を申し出る
- 社内で味方を見つける
- SNSに投稿する
- めんどくさい部下を演じる
- 仕返しするのを諦める
①退職代行で即日退職する
パワハラ上司への仕返しでもっとも効果的な方法は、退職代行で即日退職することです。
パワハラ上司のもとで働いていても、いいことはひとつもありません。
そういう低俗な人間は、さっさと切り捨てるのが正解です。
そして、仕返しをするなら上司が一番困る方法で退職すればいいでしょう。
上司が一番困る方法とは、即日退職です。
とくに繁忙期に即日退職されると、上司はとても困るでしょう。
ただ本来は、即日退職は法律では認められていません。
ですが、退職代行を使えば合法的に即日退職ができます。
もう少しわかりやすくいうと、退職代行を使えばほとんどの場合、最短で明日から会社に行かなくてよくなります。
ですので即日退職というより、ただしくは”実質”即日退職です。
退職のプロであるスタッフが、明日からあなたが出社しなくてもいいように話をつけてくれます。
とはいえ、退職代行は違法だと主張して退職を認めない会社も一部存在します。
そういったトラブルに備えて、法的根拠をきちんと説明できる退職代行を選んだほうがいいでしょう。
退職代行については、別の記事でくわしく解説しています。

即日退職してパワハラ上司にがっつり仕返ししたい人は、下記記事へどうぞ。


②しれっと転職する
しれっと転職するのも、パワハラ上司に仕返しする方法のひとつです。
基本的に、パワハラもいじめも逃げるが勝ちです。
なぜかというと、戦っても意味がないからです。
戦っても意味がないから、しれっとした態度で転職してしまいましょう。
このとき転職活動で必死なのがバレると引き止めにあうかもしれないので、注意してください。
③訴えて慰謝料請求をする
上司を訴えて、慰謝料請求をするのもいいでしょう。
といっても、訴えるには弁護士の力が必要です。
「まだ訴えるかどうか決めてないけど一度弁護士に相談してみたい」と思ったときは、無料の法テラスを利用してみてください。
一部有料になる場合もありますが、電話やメールでも相談を受け付けています。
退職+慰謝料請求を考えているなら、弁護士の退職代行に頼むのもアリです。



弁護士の退職代行のオススメは、先ほどのランキング記事を参考にしてください。
④上司の上司に相談する
上司の上司に相談するのも、パワハラ上司にはダメージになります。
パワハラ上司も、会社のなかではあなたと同じ一人の社員です。
だから自分よりも立場の上の人から注意されれば、ダメージを与えられるでしょう。
しかしこれは、パワハラ上司にさらに上司がいる職場でしか通用しません。
つまり元弊社のような小規模の会社だと上司=社長となることが多く、相談できる人がいない可能性があります。
⑤総合労働相談コーナーに行く
上司の上司に相談できない場合は、総合労働相談コーナーに相談してみてください。
総合労働相談コーナーでは、パワハラなどの相談が電話・メールで無料で利用できます。
労働局や労働基準監督署内に設置されていて、予約不要・秘密厳守で相談できます。
総合労働相談コーナー以外にもパワハラの相談をできる公的機関を下記にまとめておいたので、困ったときはぜひ活用してください。
無料・匿名で利用できる相談窓口
⑥仕事で成功して見返す
仕事で成功するのも、パワハラ上司への仕返しになります。
前述したとおり、パワハラ上司もただの一般社員です。
あなたが上司よりも出世すれば、十分仕返しになるでしょう。
けれど、現実問題としてあなたが仕事で成功するのは難しいかもしれません。
なぜなら、パワハラ上司が妨害してくる確率が高いからです。
それにパワハラ上司がいると、仕事のモチベーションが下がります。
要するに、パワハラ上司がいるところで出世するには相当な努力と運が必要になるでしょう。
⑦上司より稼ぐ
あなたがパワハラ上司より稼げるようになれば、それも仕返しになります。
パワハラ上司は、基本的にあなたのことを見下しています。
そんなあたなが自分よりも稼いでいると知ったら、きっと悔しがるでしょう。
パワハラ上司より稼ぐなら、副業をするのが一番手っ取り早いです。
副業で頑張れば、本業と同じかそれ以上に稼ぐことができます。
ただし副業禁止の会社では、副業をしているのがバレるとヤバイと思います。
でも、少し気をつければバレずに副業ができます。



バレない副業については、下記記事を参考にしてください。
⑧徹底的に無視する
パワハラ上司になにかされても無視するのも、仕返し方法のひとつです。
その理由は、無視されるといじめがいがなくなるからです。
パワハラ被害にあいやすい人は、真面目で反抗できないという特徴をもっていることが多いです。
いいかえれば、不真面目で反抗心がある人はパワハラの対象になりにくくなります。
パワハラ上司を無視することで反抗心を示して、いじめがいがないことを見せてみてください。
あなたが徹底的に無視すれば、パワハラ上司のほうが孤立するようになるかもしれません。
⑨直接上司に指摘する
可能であれば、直接上司に指摘するのもいいでしょう。



それ、パワハラにあたると思います。今後また同じようなことをされたら人事部に相談します。
と、直接言ってみてください。
かなり勇気がいる行為ですが、パワハラ上司が上層部にペコペコするタイプの人だったらわりと効果があります。
もし上司があなたにだけパワハラをしているようなら、同僚から直接指摘してもらってもOKです。
パワハラ上司が体裁第一の人だったら、けっこうダメージを与えることができます。
⑩メンタルクリニックを受診する
パワハラのせいで心身に不調が出てきたら、メンタルクリニックを受診しておくといいでしょう。
なぜかというと、メンタルクリニックを受診していることが切り札になるからです。
いざというときのために診断書をもらっておけば、パワハラの証拠として使えます。
診断書を上司の上司や人事部に見せれば、パワハラ上司を追い詰めることができるでしょう。
あるいは、休職という選択をとることも可能です。
退職するにしても、診断書があるとかなりの確率でトラブルを避けられます。
⑪異動・転勤を申し出る



いきなり退職するなんて無理。



事情があって転職するのは難しい。
そんな場合は、異動を申し出てください。
繰り返しになりますが、パワハラ上司からは逃げるのが正解です。
だから、退職か転職で縁を切るのがベストです。
でも事情があってできそうにないなら、異動してできるだけ距離をとってください。
パワハラ上司と違う部署に配属になれば、パワハラがなくなるかもしれません。
とはいうものの、元弊社と同じような小規模企業だと異動してもパワハラが続く可能性はあります。
⑫社内で味方を見つける
パワハラ上司にどれくらいダメージを与えられるかわかりませんが、社内に味方を見つけておくことも大事です。
社内に味方がいれば、いざというときに助けてもらえます。
先ほどのように、直接上司に指摘する場合は味方がいたほうが確実に有利です。
なにより味方がいれば、あなたのしんどさのはけ口になってもらえます。
パワハラの対象にされたら、一人で抱え込んで病んでしまうことが多いです。
そうならないためにも、身近なところで味方を作っておくのが得策です。
⑬SNSに投稿する
仕返しの方法として、SNSにパワハラ上司のことを暴露する方法もあります。
たとえば同期のグループLINEがあるなら、そこで上司のことを暴露してみてください。
もしかしたら、グループ内であなたの味方になってくれる人を見つけられるかもしれません。
ただ、ツイッター等のSNSに特定の情報を投稿すると身バレのおそれがあります。
身バレすると逆にあなたが仕返しされたり、アンチに絡まれるかもしれません。



暴露投稿するならどのSNSがいいか、よく考えたほうがいいでしょう。
⑭めんどくさい部下を演じる
上司へのダメージは低めですが、めんどくさい部下を演じるのもアリです。
具体的には、質問しまくる部下になってください。



昨日○○とおっしゃっていた件ですが、その前は△△とおっしゃっていたのになぜ変わったのですが?



申し訳ないのですが、ここの部分がわからなくて…。この前の講習会と民法、どちらが正しいのですか?
などなど。
小さなミスを指摘するような質問や、答えるのが難しい専門的な質問をしまくってみてください。
要するに、上司のプライドを傷つけられればOKです。
とはいえ、パワハラ上司に対して恐怖心が大きいときはこの方法を実践するのは難しいでしょう。
⑮仕返しするのを諦める
最後の方法は、”仕返しを諦める”です。
のちほどくわしく解説しますが、パワハラは根本的には解決できません。
もっといえば、根本的な仕返し方法などないということです。
パワハラは、人権問題です。
差別や偏見をなくす方法が見つかっていないのと同じで、パワハラ上司に仕返しする確実な方法も存在しません。
答えのない問題に立ち向かっても、あなたが消耗するだけです。
それならダメージを与えられなくても、諦めるのも選択肢のひとつだと思います。
パワハラ上司の具体的な特徴


次に、パワハラ上司の具体的な特徴についてご説明します。
- 残業を強要する
- 無理な仕事を押しつける
- 人格を否定する
残業を強要する
定時で帰ろうと思ったら、上司に怒られたことはないですか?
これ、典型的なパワハラ上司の特徴です。
パワハラ上司は「みんなやってるのに、お前だけ帰るのか」と、よくわからない理論を押しつけてきます。
あと上司よりも先に帰るのは気まずい、というのもパワハラの一種といえるでしょう。
仕事だけじゃなくて、飲み会を強制するのも立派なパワハラです。
無理な仕事を押しつける
パワハラ上司の特徴で多いのが、無理な仕事を押しつけてくることです。
無理な仕事とは、たとえば納期が短すぎる仕事です。
パワハラ上司は、どう考えても間に合わないような仕事を押しつけてくる傾向があります。
ほかにも、抱えきれないほどの量の仕事を押しつけてくることもあります。
その上であなたが仕事で失敗すると、パワハラ上司はあなたを非難するでしょう。
無理な仕事をさせ、失敗へ誘導する。
これも、パワハラ上司の特徴のひとつです。
人格を否定する
ひどいパワハラ上司は、あなたの人格を否定してきます。



お前は、仕事ができないダメ人間だ。



そんな考え方だから、職場の雰囲気を悪くするんだ。
もしかすると、ここまで露骨にパワハラ発言をする上司は少ないかもしれません。
だけど過激なパワハラ上司がいるのは事実だし、似たような言葉で人格を否定してくる上司がいるのもほんとうです。
わたしの場合は、お茶くみ制度を廃止したいと提案したら「そんな独特な考え方の人ははじめてだよw」とディスられました。



お茶くみしたくないのってそんなに独特かね?(怒りの絵文字)
パワハラ上司に仕返しするメリット


パワハラ上司に仕返しすると、いくつかのメリットが得られます。
それは、以下の3つです。
- 気持ちがスッキリする
- パワハラがなくなる
- パワハラ被害者が減る
気持ちがスッキリする
まず第一に、仕返しをすることであなたの気持ちがスッキリするはずです。
おそらく、あなたは今までたくさん我慢してきたと思います。
それで上司をギャフンといわせられたら、スッキリするのは当然でしょう。
あなた自身も気持ちの整理ができ、これまで負わされてきた傷も癒えるに違いありません。
パワハラがなくなる
あなたが仕返しをすれば、上司からのパワハラがなくなる可能性が高いです。
もしくは、上司にしかるべき罰が与えられるでしょう。
左遷されたり、悪質だと認められれば懲戒解雇もありえます。
そうすれば、今後一切パワハラ被害にあうことはなくなります。
パワハラ被害者が減る
仕返しが成功したら、今後パワハラ被害にあう人が減るかもしれません。
なぜなら、パワハラ上司たちは仕返しの怖さを知ることになるからです。
あなたが仕返しをしたおかげで、将来的にパワハラ被害にあう人が減ることになるでしょう。
仕返しに成功した経験をほかの人に伝えれば、別のだれかを救うことにもなります。
パワハラ上司に仕返しするデメリット


パワハラ上司に仕返しする際には、デメリットも生じます。
それは、以下の3点です。
- パワハラがひどくなる可能性がある
- 恐怖心に襲われる
- ムダな時間を過ごすことになる
パワハラがひどくなる可能性がある
パワハラ上司に仕返ししたい気持ちは、とてもよくわかります。
だけどパワハラ上司に仕返しした場合、さらに仕返しされる可能性があります。
というのも、現状ではあなたのほうが立場が弱いからです。
立場が弱い人が立場が上の人に仕返しするのは、並大抵のことではありません。
むしろ、さらに力で押さえつけられる危険があります。
仕返しは、いわば諸刃の刃だと思ってください。
恐怖心に襲われる
パワハラ上司に仕返ししようとすると、恐怖心に襲われることになります。
今しがたお伝えしたとおり、仕返しは諸刃の刃です。
「さらにパワハラがひどくなったらどうしよう」「仕返しが失敗したらどうしよう」と、つねに恐怖で怯えることになるでしょう。
仕返しは、上司の側から見ればクーデターです。
それくらいの一世一代の行為なので、恐怖心から心身の不調が出ることもあります。
ムダな時間を過ごすことになる
正直なところ、パワハラ上司に仕返しをしても時間のムダです。
何度も繰り返していますが、パワハラ上司からは逃げるのが正解だからです。
証拠集めをしたり、各所に相談に行ったりするのが時間をムダにしているいい例です。
そもそもあなたが満足する結果になるかわからないのに、仕返しをするのは時間のムダでしかありません。
あなたの人生の貴重な時間をパワハラ上司のために割くなんて、人生をムダにしているといっても過言ではないでしょう。
パワハラ上司に仕返しするときの注意点


パワハラ上司に仕返しをするときは、以下のことに注意してください。
- 根本的な解決は難しい
- 裁判はリスクが大きい
- バックレるのはNG
根本的な解決は難しい
パワハラもいじめと同じで、根本的に解決するのは難しいです。
厚生労働省の調査でも、約半数の会社が「パワハラがあってもなにもしてくれなかった」という結果が出ています。
総合労働相談コーナーなどに相談しても、根本的な解決はやはり難しいでしょう。



結局のところ、解決は望まずにさっさと辞めるのが一番の仕返しになります。
裁判はリスクが大きい
パワハラ上司に慰謝料請求をすれば、かなりの仕返しになります。
けれど裁判となると、費用も時間もかかります。
それに、確実に慰謝料がもらえるとはかぎりません。
以上のことを考えると、裁判はリスクが大きすぎます。
それでもいいからパワハラ上司を訴えたい!という人だけ、覚悟を決めて裁判に臨んでください。
バックレるのはNG
パワハラ上司からは逃げるのが正解だからといって、バックレるのはNGです。
その理由は、バックレるとあなたの今後の人生に悪影響だからです。
バックレた場合、給料が支払われなかったり損害賠償請求をされたりするおそれがあります。
最悪の場合、警察沙汰に発展してしまうこともあります。
そういった事態を避けるために、バックレるのだけは絶対にやめてください。
パワハラ上司に仕返しするなら退職代行がベスト!


パワハラ上司に仕返ししたいなら、即日退職するのがベストです。
即日退職をすれば、パワハラ上司へかなりダメージを与えられるでしょう。
ただし、即日退職は本来は法律上不可能です。
しかし退職代行を使えば、合法的に即日退職ができます。
退職代行で即日退職をして、パワハラ上司を困らせてやりましょう!