「うちの会社終わってる気がする…」と、悩んでいませんか?
結論からいうと、終わってる会社は今すぐに辞めるのが正解です。
本記事は、ブラック企業を複数経験した筆者が終わってる会社の特徴について解説しています。
終わってる会社の特徴が知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。
終わってる会社の特徴25選

終わってる会社で働いていた筆者の経験から、ヤバイ会社の特徴を25コお教えします。
- パワハラ上司がいる
- お茶くみ制度がある
- 強制参加の飲み会がある
- 副業が禁止されている
- 長時間労働がデフォ
- 仕事がなさすぎる
- 個人情報がダダ漏れ
- 若い社員がすぐ辞める
- 昇給がない
- 噂話が好きな人が多い
- 伝言ゲームが多い
- 社長が経費を私的利用している
- 給料日が遅れる
- 職場環境が悪い
- モラルが低い人が多い
- いつも大声が響いている
- 社長の言うことがコロコロ変わる
- 常に人手不足
- 無意味な会議ばかりする
- 年間休日が105日以下
- 家族経営・同族経営
- グチを言う人しかいない
- 期日を守れる人がいない
- プライベートを詮索する人がいる
- 毎日朝礼がある
パワハラ上司がいる
当たり前ですが、パワハラ上司がいる会社は終わってます。
なぜなら、パワハラはいじめと同じだからです。
パワハラもいじめも、ただの人権侵害です。
パワハラする上司も、それを放置している会社も、最悪としかいえません。
お茶くみ制度がある
お茶くみ制度がある会社も、相当ヤバイです。
お茶くみ制度がある会社は、考え方が古すぎです。
考え方が昭和で、これから成長する見込みは少ないでしょう。
こういう会社は時代についていけず、既得権益をもったおじさんだけが残ることになります。
強制参加の飲み会がある
昭和の考え方といえば、飲み会を強制する会社もあります。
いまどき、飲みニケーションといって飲み会を強制させるのはかなり終わってます。
そもそも飲み会に行っても、キライな上司を好きになることはないでしょう。
つまり、会社の飲み会は時間のムダでしかありません。
副業が禁止されている
副業禁止の会社も、時代遅れです。
政府は、副業をすることを推進しています。
(副業・兼業)
第68条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
引用元:厚生労働省|モデル就業規則について
このことから、大企業でも副業OKの会社はどんどん増えてきています。
そんななかで副業を禁止しているのは、ヤバすぎです。
長時間労働がデフォ
ブラック企業の典型的な特徴といえば、長時間労働です。
残業や休日出勤をしないと仕事が終わらないなんて、異常でしかありません。
サービス残業とか、論外です。

勤務時間内に終わらない量の仕事をさせる会社は、終わってます。
仕事がなさすぎる
長時間労働の会社は、危険です。
でも、仕事がなさすぎる会社もヤバイです。
やることがないのに、1日何時間も拘束されるのは苦痛です。
それに仕事がなさすぎるのは、倒産の前兆である可能性もあります。(経験談)
仕事がなさすぎるせいで、社内ニートがいる会社は危険です。
個人情報がダダ漏れ
個人情報の管理がずさんな会社は、高確率でブラック企業です。
個人情報といっても、とくに注意すべきなのは従業員の個人情報です。
たとえば、元弊社ははだれが毎月いくらもらっているのかがほぼ公開されていました。
なぜかご丁寧に給料情報を紙に印刷して保存していたので、退職した人の給料も丸わかりでした。
元弊社ほどじゃなくても、退職した人の住所等を残したままの会社はヤバイです。
若い社員がすぐ辞める

同年代の人が入社しても、1年も経たないうちに転職してしまう。
これも、終わってる会社によくあるケースです。
終わってる会社は、30代くらいまでの若い人の離職率が高い傾向にあります。
会社に50代以上の人しかいないなら、要注意です。
年配者がダメなわけじゃなく、従業員が一定の層に偏っているのが問題です。
昇給がない
待遇に、「昇給・賞与なし」と書いてある会社も終わってます。
入社してみたら昇給も賞与もなかった、という会社も同様です。
たしかに、契約社員は賞与がないことが多いでしょう。
だけど、昇給がないのはおかしいです。
働いているうちに、仕事の能力は上がっているはずです。
それなのに、入社した日と給料が同じなんてありえません。

パートでも社員でも、昇給があって当然です。
噂話が好きな人が多い
噂話が好きな人が多いのも、終わってる会社の特徴のひとつです。
例をあげるとすると「◯◯さんって、△△らしいよ」という会話が好きな人です。
本人は、コミュニケーションのつもりで話しているだけでしょう。
けれど、噂話でだれかを傷つけているかもしれないことに気づくべきです。
噂話は、最悪の場合、いじめにつながります。
伝言ゲームが多い
これは元弊社でよくあった話なんですが

この計算書の詳細を教えて。

それはAさんが作ったものなので、詳細はAさんに聞いてみてください。

じゃ、Aさんに聞いといて。
と仲介させられ、伝言ゲームをしないといけない場面が多々ありました。
いや、お前が直接Aさんに聞けよ!
時間と労力をムダにしているのに気づいていない、ダメな会社の典型です。
(ちなみにAさんは会話が聞こえる距離にいるのに、なにも言ってこない。)
社長が経費を私的利用している
社長のプライベートの出費を、経費計上している会社がたまにあります。
プライベートの出費とは、たとえば高級おせちとか、不倫相手へのプレゼントとか。
ほかにも、コロナでマスク価格が高騰していたときに自宅用に30枚2万円くらいで購入してたこともありました(わぉ)
これは、わたしのように経理を担当していないとわからないかもしれません。
しかし、ずさんな会社では結構あるあるです。

会社はすごい赤字なのにプライベートの出費をバンバン経費計上するから、経営状態はどんどん悪くなっていきました。
給料日が遅れる
終わってる会社では、給与規定がしっかりしていないところも多いでしょう。
そのなかでも一番終わってるのが、給料日が遅れる会社です。
具体的には、給料日は25日なのに、たまに27日くらいに支給されるパターンがあります。
「コロナで資金繰りが困難で、今月は給料日が遅れます。」なんていい出す会社は、倒産寸前です。
じっさい給料日に給料が支払えない会社が倒産したのを、筆者は見ました。

資金繰りが困難で給料日が遅れるなら、業績伸びたら給料前借りさせてくれるんですかね?
職場環境が悪い
働いている環境が劣悪なのも、ブラック企業の特徴です。
例をあげるなら、備品が壊れっぱなしとか、PCが古すぎるとか。
過去にわたしが経験したのは、空調設備が壊れている職場でした。
とくに冬は寒すぎて、ダウンと手袋をしても寒かった記憶があります。
たとえ赤字だとしても、過酷な環境で働かせるのは一種の人権侵害です。
モラルが低い人が多い
終わってる会社には、モラルが低い人が集まります。
集まるというより、モラルがあってマナーを守れる人はみんな辞めていきます。
社内は禁煙なのに、タバコを吸う人がいるのがいい例です。
わたしの経験でとくに苦痛だったのは、昼食後に誰も歯磨きをしない会社でした。

タバコ吸って歯磨きしないのって、スメハラの最上位だと思います。
いつも大声が響いている
あなたの会社には、電話で話している声が異常に大きい人はいませんか。
毎日大声を聞いていると、予想以上に精神的にストレスを受けます。
また、常に大声が響いていると仕事に集中できません。
怒鳴り声のような大声は、いくら聞いても慣れるものではないでしょう。

HSPではないわたしでも、毎日大声を聞いているのはかなりしんどかったです。
社長の言うことがコロコロ変わる
社長の言うことがコロコロ変わると、仕事がしづらいです。
コロコロ言うことが変わると、せっかくやった仕事がムダになります。
あるいは過去の発言をすぐに忘れたり、気分屋の社長も困りものです。
こういう会社は、社長のことがキライな社員が多いです。
常に人手不足
いつも人手不足で誰かが休むと仕事がまわらなくなる会社は、組織として間違っています。
人が足りないなら、人を増やすのがふつうです。
なのに一人あたりの仕事量を増やすことでごまかすのは、あきらかに間違ってます。
人手不足だと、体調が悪くても仕事に行かなくてはならないでしょう。

人手不足の会社で働いていたら、近いうちに体を壊します。
無意味な会議ばかりする
業績を伸ばし続けている会社では、無意味な会議はやりません。
要するに、無意味な会議をする会社は終わってます。
会議だけじゃなくて、無意味な仕事が多い会社も問題です。
無意味な会議をする会社で働いても、スキルアップできないでしょう。
年間休日が105日以下
年間休日が105日以下の会社も、ヤバイです。
1年のうち、土日だけでも105日くらいあります。
(2022年の土日は、105日です。)
さらに祝日も含めると、年間105日以上は休みじゃないと正直いってしんどいです。
毎週日曜が休みで土曜が月1回出勤の場合でも、確実に92日は休みです。
ちなみに、祝日は年間15日くらいあります。
92日+15日=107日なので、月1回土曜出勤があっても105日以下にはなりません。
つまり年間休日105日以下とは、祝日が出勤、もしくは年末年始や夏季休暇がないということです。

業界にもよりますが、休日が少なすぎるのはヤバイです。
家族経営・同族経営
家族経営や同族経営がヤバイのは、わりと有名でしょう。
ただし、一見しただけでは同族経営だとわからない会社もあります。
中小企業だと突然身内が登場することがあるから、注意してください。
普段は同族経営っぽくなくても、要所要所で身内が絡んでくる会社はやっかいです。

元弊社では社長の元パートナーが口を出してきて、こじれまくった地獄を見ました…。
グチを言う人しかいない
社内でグチを言う人しかいない会社も、要注意です。
グチばかりの会社は、基本的にみんなやる気がありません。
仕事内容以外に、会社自体にグチが多いところもヤバイです。
会社の方針や体制に不満があるのは、その会社が終わってる証拠です。
期日を守れる人がいない
前述したとおり、終わってる会社にはモラルが低い人が多いです。
モラルが低いあまり、期日を守れる人のほうが少くなります。
期日を守れる人がいないのは、マジメに仕事をしていないからでしょう。
ダラダラしている人に囲まれたらあなたもダラけてしまって、ムダな時間を過ごすことになります。
プライベートを詮索する人がいる
終わってる会社には、プライベートを詮索する人もいます。
具体的には、面接でパートナーの有無を聞く会社は終わってます。
合って数分しか経ってないのにプライベートなことを聞く人は、人との距離感がおかしいかもしれません。
おそらく、入社後も無遠慮にプライベートを詮索してくるでしょう。
毎日朝礼がある
毎日朝礼がある会社も、時間をムダにしているいい例です。
なかでも、順番に朝礼スピーチをやらせる会社は相当古いです。
たいていの場合、リモートワークになると朝礼をしなくなります。
それでも、仕事に支障が出ることはほとんどありません。
つまり、毎日の朝礼はほぼ無意味です。

たった3人の社員で毎日順番に朝礼スピーチをしていた元弊社、思い出すだけでうんざりします。
終わってる会社で働く人がやるべきこと

「今の会社、終わってるな」と思ったら、以下の3つのうちどれかをはじめてください。
- 今すぐ退職する
- 副業をはじめる
- サクッと転職する
今すぐ退職する
会社が終わってるなと思ったら、今すぐ退職したほうがいいでしょう。
今の会社にいたら、あなたの貴重な時間がムダになってしまいます。
これ以上あなたの人生の貴重な時間をムダにしたくないなら、退職代行を使って今すぐ退職してください。
退職代行とは、あなたのかわりに退職の旨を伝えてくれるサービスです。
終わってる会社を辞めるなら、自分で切り出すよりもスムーズに退職できる可能性が高いです。
たとえば退職代行Jobsなら、最短で明日から会社に行かなくてよくなります。
退職代行Jobsは、弁護士が監修しているため法的に安心です。
また労働組合とも提携しているから、いざというときは会社と交渉もできます。
実は、ちゃんと活動実績がある労働組合と提携している退職代行って少ないんです。
つまりほとんどの退職代行は、会社と交渉できないということ。
終わってる会社を辞めたいときは、会社との交渉できるほうが断然安心ですよね。
どんな会社相手でもモメずに退職できるのは、おそらく退職代行Jobsだけでしょう。

退職代行Jobsについては別の記事にくわしくまとめているので、気になったら下記記事へどうぞ。

副業をはじめる
終わってる会社を辞める準備として、副業をはじめるのもオススメです。
副業で一定の収入を得られるようになれば、終わってる会社で働くのがバカらしくなるでしょう。
本業以外の収入をつくることで、辞めても生活に困らなくなります。
さらに、スキルアップも望めるため転職のときも有利に働きます。
会社にバレない副業もいくつかあるから、手近なところからはじめてみてください。
サクッと転職する
今すぐ退職するには、退職後の生活のためにある程度お金が必要になります。
また、副業で収入を得られるようになるには時間がかかるかもしれません。
それではお金と時間に余裕がないときはどうすればいいのかというと、サクッと転職すればOKです。
とはいえ、働きながら転職活動をするのはめちゃくちゃ大変です。
フルタイムで働いている場合だと、とくに面接時間の調整が難しいでしょう。
そんなときは、リクルートエージェントを利用して効率的に転職活動をすすめてください。
リクルートエージェントなら、面接日の調整から面接対策までしっかりサポートしてくれます。
必要事項を入力すれば、たった5分で利用できます。
今すぐ転職するつもりじゃなくても、とりあえず申込みだけでもどうぞ。
終わってる会社で働くリスク

終わってる会社で働くと、以下のようなリスクがあります。
- 時間がムダになる
- 仕事が楽しくなくなる
- 生きるのがツラくなる

終わっている会社で働いても、いいことはひとつもないでしょう。
時間がムダになる
終わってる会社で働く一番のリスクは、時間をムダにすることです。
終わってる会社は、ムダで無意味な仕事が多いです。
飲み会や強制残業など、時間をムダにすることを強制されます。
そんな会社では成長できないし、スキルも身につかないでしょう。
繰り返しになりますが、終わってる会社で働くことはあなたの人生の貴重な時間がムダにしているのと同じです。
仕事が楽しくなくなる
仕事が楽しくなくなるのも、リスクのひとつです。
終わってる会社では、みんな死んだように働いています。
暗い雰囲気の職場で、一人だけ楽しく仕事ができるでしょうか。
たとえやりたいことを仕事にできたとしても、会社が終わってたら楽しさを感じられるはずがありません。
生きるのがツラくなる
終わってる会社で働くと、最終的には生きるのがツラくなります。
なぜかというと、1日の大半が仕事の時間だからです。
1日の1/3以上の時間は、仕事に費やされます。
通勤時間を含めると、起きている時間のほとんどは仕事に関することで時間をとられることになります。
これだけ多くの時間を終わってる会社で過ごすと、生きるのがツラくなるのは当然といえるでしょう。
終わってる会社の見分けかた

終わってる会社を見分ける方法は、いくつかあります。
具体的には、以下の3つが見分ける基準となるでしょう。
- いつも求人を出している
- 面接官がプライベートなことを聞いてくる
- 「アットホーム」や「やりがいのある仕事」という言葉
いつも求人を出している
いつも求人を出している会社は、わりと終わってることが多いです。
いつも求人を出しているということは、いつも人手不足だということです。
あるいは、短期離職する人が多い証拠でもあります。
「この求人、いつも見るな」と思うところは、できるだけ避けるようにしてください。
面接官がプライベートなことを聞いてくる
特徴の項目でも解説しましたが、面接でプライベートなことを聞いてくる会社も終わっています。
たとえばわたしは、元弊社で血液型を聞かれました。
気にしないようにして入社を決めたんですが、やはり入社後終わってる会社だとわかりました。
面接官は、その会社の顔的存在です。
その人が終わってる思考だと、会社全体が終わってる可能性が高いです。
「アットホーム」や「やりがいのある仕事」という言葉
求人票に「アットホーム」や「やりがいのある仕事」など、抽象的な言葉がある場合も注意が必要です。
じっさいブラックな元弊社は、アットホーム・少数精鋭をウリにしていました。
実態はただプライベートが筒抜けで、定着率が低いだけの会社だったんですが。
ほかにも、ツイッターではこんな意見もありました。

人材を”人財”っていう会社もヤバイってよく聞きますよね。
終わってる会社はさっさと辞めるのが正解!


この会社、終わってるな。
そう思ったら、さっさと辞めるのが正解です。
終わってる会社にいても、あなたにとっていいことはひとつもありません。
時間と労力をムダにしたくないなら、今すぐ辞めたほうがいいでしょう。
あなたの人生の貴重な時間を、終わってる会社で浪費しないでくださいね!