仕事辞めてゆっくりしたい。30代の人生休憩期間でわかった5つのこと

「仕事辞めてゆっくりしたい。30代で仕事辞めてゆっくりなんてできるの?」と、思っていませんか?
結論からいうと、社会保険制度を利用すれば30代でもお金の心配をせずに仕事辞めてゆっくりできます。
本記事は、じっさいに仕事辞めてゆっくりしている筆者が書いています。
記事内では、仕事を辞めてゆっくりしたいという30代の希望をかなえる方法について解説しています。
仕事辞めてゆっくりしたいと思っている30代は、ぜひ参考にしてください。
仕事辞めてゆっくりしたい。30代でわかった5つのこと

わたしが仕事を辞めてゆっくりしてみてわかったことは、以下の5つです。
- 仕事辞めても生活できる
- 生活費はあまりかからない
- 気持ちが解放的になる
- 自分のことが好きになる
- 自分らしい働きかたがわかる

ちょっと工夫をすれば、だれでも人生休憩期間をつくれます。
仕事辞めても生活できる
会社員をしていたときは、仕事を辞めたら生活できないと思っていました。
しかし、仕事を辞めても今のところ生活できています。
のちほど解説しますが、金銭的には社会保険制度を利用すれば問題ありません。
仕事を辞めたところで他の人にはわからないので、社会的にも不都合はないです。
特別な事情がなくても、仕事をせずに生きている人は意外とたくさんいます。
要するに「仕事を辞めたら生活できなくなる」と自分に言い聞かせていただけで、別に仕事を辞めても生きていけることに気づけました。



考えればあたり前ですが、「普通」からはみ出すのが怖かったわたしにとっては大きな気づきでした。
生活費はあまりかからない
さらに、仕事を辞めてみると生活費はあまりかからないことにも気づきました。
仕事をしていると、思ったよりもムダなお金がかかっています。
たとえば仕事用の服を買ったり、ストレス発散で衝動買いをしたり、飲み会があったり。
でもこれらがなくなると、生活するにはそこまでたくさんのお金は必要ないのに気づきました。
わたしは、そこまでストイックな生活をしているわけではありません。
しんどいときはスーパーのお惣菜を買うし、美容院は1ヶ月半〜2ヶ月に1回は行きます。
だけど、会社員時代よりも圧倒的にランニングコストが下がりました。
気持ちが解放的になる
仕事を辞めてゆっくりすると、気持ちが解放的になります。
とはいえ、この気持ちはじっさいに仕事を辞めた人にしかわからないかもしれません。
わたしはこれまで、思っているよりも仕事に振り回されていたようです。
仕事を辞めて休憩してみると、そのバカバカしさがよくわかるようになりました。
仕事は人生の一部分でしかないことを、身をもって体感した感じです。



気持ちが解放的になり、人生がよりよい方向へ進んだ気がします。
自分のことが好きになる
わたしはこの人生休憩期間で、自分を前よりも好きになれました。
なぜなら、自分のことをゆっくり見つめ直せたからです。
今までは、「仕事を辞めたいと思うなんて社会不適合者だ」と自分自身を責めていました。
しかし仕事から離れてみると、ムリに社会に適合しなくてもいいのでは?と思えるようになりました。



精神的に余裕ができたことで、凝り固まっていた考えがなくなったみたいです。
自分らしい働きかたがわかる
仕事を辞めると、自分と向き合う時間が増えます。
わたしは仕事を辞めてゆっくり考えたら、働きかたに対する考えも変わりました。
一番大きいのは、会社員以外にもいろんな働きかたがあると気づけたことです。
会社員じゃなくても派遣+副業でもいいし、スキルが身につけばフリーランスも選択肢のひとつだと思えるようになりました。
いろんな働きかたがあることがわかれば、自分らしい働きかたもわかってきます。



ゆっくり休んだおかげで、視野が広がりました。
30代が仕事辞めてゆっくりする方法


30代が仕事辞めてゆっくりするには、以下の3つの方法を試してみてください。
- 社会保険制度を利用する
- 職業訓練を受ける
- フリーターで食いつなぐ
社会保険制度を利用する
仕事辞めてゆっくりしたいときは、社会保険制度を利用すればOKです。
社会保険制度を利用すれば、お金の心配をせずにゆっくり休めます。
どういうことかというと、退職後に傷病手当金と失業手当を申請します。
すると、最大で28ヶ月給付金を受給できます。
これにより、30代でも人生休憩期間をつくることができます。


ただし、傷病手当金と失業手当を両方とも受給するための手続きはかなり難しいです。
ところが、社会保険給付金サポートを利用すれば両方の給付金を受給できるようになります。
社会保険給付金サポートは、傷病手当金+失業手当の申請をサポートしてくれるサービスです。
両方とも公的給付金で、条件を満たすすべての人に受け取る権利があります。
本来あなたがもらえるはずの給付金を受給できれば、仕事辞めてゆっくりしたいという夢を叶えられます。



じっさいわたしも、このサービスを利用して人生休憩期間をつくりました。


社会保険給付金サポートを使ってみた口コミは、別の記事に書いています。
くわしくは、下記記事へどうぞ。


職業訓練を受ける
職業訓練を受ければ、仕事を辞めてもゆっくりできます。
職業訓練とは、ハローワークで受けられる公的制度のひとつです。
無料でスキルアップができて、訓練期間中は月10万円の給付金が受け取れます。


辞めたあとすぐに働かなくても、職業訓練を受ければゆっくりできますよ。
詳細は、最寄りのハローワークで確認してください。
フリーターで食いつなぐ
これからやりたいことを見つけたいなら、当分はフリーターで食いつなぐのもアリです。
今どき、30代でフリーターはそこまでめずらしくありません。
フリーターで生活費を確保しつつ、これからの人生について考えてみてください。
けれど、フリーター期間が長すぎると再就職に不利になります。



フリーターを選ぶ場合は、あらかじめ期間を決めておいたほうがいいでしょう。
仕事辞めてゆっくりするのは30代がベストな理由


仕事辞めてゆっくりしたいと思っているなら、30代のうちがベストです。
その理由は、以下の3つです。
- 転職しやすいから
- 新しいスキルを身につけられるから
- 年齢的にちょうどいいから
転職しやすいから
30代は、転職しやすい年代です。
もちろん、20代のほうが転職に有利になる場面はあります。
しかし、ある程度スキルがあって社会人としての常識が身についている30代を求めている企業が多いのも事実です。
転職成功者の年齢は上がってきている、という調査結果もあります。


上記のように、30代ならまだまだ転職できます。



30代のうちなら、異業種への転職も可能です。
新しいスキルを身につけられるから
30代であれば、新しいスキルを身につけることもできます。
逆にいうと、新しいスキルを身につけられるのは30代がラストチャンスです。
現に、30代でスキルを身につけてキャリアチェンジする人は多いです。
例をあげるとすると、わたしが以前取得した宅建合格者の平均年齢は、毎年だいたい30代半ばです。



一般的に考えても、40代以降に新しいスキルを身につけるのは難しくなります。
年齢的にちょうどいいから
30代といえば、社会人になってちょうど10年目くらいです。
いろいろ考え直すには、10年目くらいの30代がベストタイミングといえます。
それに、30代だと定年まで30年くらいあります。
このタイミングで軌道修正しないと、この先の人生がつまらないものになってしまうでしょう。
たしかに、40代でも人生休憩期間はつくれます。
でも、40代だとそのあと復帰するのがしんどくなってしまいます。



ゆっくりするなら、まだ失敗できる30代のうちがベストです。
仕事辞めてゆっくりするとき30代が注意すること


仕事辞めてゆっくりしたいと思っても、やみくもに行動するのはおすすめしません。
30代で人生休憩期間をつくるときは、以下の3つに注意してください。
- 期間を決めておく
- 規則正しい生活をする
- なにか行動しておく
期間を決めておく
人生休憩期間といっても、いつまでも続けるわけにはいきません。
休む前に、期間をあらかじめ決めておいてください。
期間は、あまり長すぎると転職・再就職に不利になります。
長くても、1年〜1年半くらいがいいでしょう。
ただし1年以上休むと、どんな理由で休んでいたのか聞かれる可能性があります。



個人的には、「就職活動をしていた」という理由だけで1年休むのは長いと思います。
規則正しい生活をする
30代の人生休憩期間は、ただ好きに休むためのものではありません。
ゆっくり自分と向き合うための、大切な時間です。
だから、最低限の規則正しい生活をしておいてください。
昼夜逆転生活に慣れてしまうと、休憩期間後の復帰がしんどくなります。
いずれまた仕事をする生活に戻る、ということを忘れないでください。
なにか行動しておく
休憩期間中ただゆっくりするだけ、というのはよくありません。
転職活動で理由を聞かれたときのためにも、なにか行動をはじめておいてください。
休憩期間中は、スキルアップや資格の勉強をしておくといいでしょう。
30代が今から勉強をはじめるなら、WEBデザインやWEBマーケティングがイチオシです。
WEBデザイン・WEBマーケティングのスキルは、転職でも副業でも役に立ちます。
仕事辞めてゆっくりするなら30代のうちにしよう!


仕事を辞めてゆっくりしたいなら、30代のうちに実行するのがベストです。
実際にやってみるとわかりますが、仕事を辞めても意外と生活できます。
一度立ち止まってゆっくり考えるチャンスは、今しかありません。
40代になって後悔したくないなら、今すぐ休むための準備にとりかかってください!