と思っていませんか?
この記事でわかること
- 月経カップを実際に使ってみた感想
- 月経カップのメリット
- 月経カップのデメリット
先日、月経カップをはじめて使いました。
この記事では、その体験談を書いています。
月経カップを使ったことがない人は、ぜひ参考にしてください。

もくじ
月経カップやめたほうがいい?ビギナーユーザーが使ってみた感想

先日ツイッターで、月経カップについてこんなアンケートをしました。
結果は、「月経カップを知っているけど使ったことがない人」が約半数でした。
また「使ってみたい人」より「使いたくない人」の数が多いという結果になりました。
そこでまずは、実際に月経カップを使ってみた私の感想を書きますね。
率直な感想は、以下です。
- 入れるのは意外とかんたん
- 消毒もかんたん
- 違和感はほぼなし
- カップが開いた感覚がわからない
- 平日の入浴時に練習するといい
入れるのは意外とかんたん
月経カップを使ってみてかなり衝撃だったのは、入れるのがかんたんだったことです。
実物をはじめて見たとき「こんなもん入るかいな」と思ったんですが、自分でも思ったよりすんなり入ったので驚きました!
すんなり入れることができたのは、潤滑ゼリーを使っていたおかげもあります。
潤滑ゼリーがあれば痛くないし、初心者さんでもするっと入れられますよ。
月経カップを入れるときの姿勢は、マニュアル通りだと立ちスクワットの姿勢です。
しかし私は、仰向けのような姿勢が入れやすかったです。
イメージはこんな感じ↓

入れるときの姿勢は、下記の記事がすごく参考になりました。
消毒もかんたん
消毒も、思ったよりもかんたんでした。
というのも、月経カップを使う前は消毒方法や消毒の頻度についてよく知らなかったんです。
けれど実際は、使う直前と生理が終わったあとにマグカップでレンチンすればいいだけで、めちゃくちゃかんたんでした。
月経カップを消毒する道具は、100均で買えますよ。
私は、ダイソーのアウトドア用品のカップを使ってます。
違和感はほぼなし
月経カップがはじめてでも、違和感はほとんどありませんでした。
感覚としては、タンポンと同じ感じ。
なんとなくあるような気がする程度です。
しかしこれは、練習中の感想です。
実は私は、まだ1日中月経カップを使ったことがありません。
なので、長時間使うようになったら違和感を感じるようになる可能性もあります。
月経カップは、タンポンみたいに先端がギザギザになってません。
だから多少強引に押し込んでも痛くないし、タンポンより違和感も感じなかったです。
カップが開いた感覚がわからない
すんなり入るし全然痛くなかったんですが、最初からすべてうまくいくわけがありません。
入れたあと、月経カップがちゃんと開いているのかどうかは全然わかりませんでした。
そもそも、どこまで入れていいのかもあんまりわからなかったです。
ネットやYouTubeで調べてみるのと、実際やってみるのではやっぱり全然違いますね。
ちなみに折り方は、パンチダウンフォールドでチャレンジしました。
パンチダウンフォールドの折り方や入れ方は、下記の記事を参考にしました。
これで入れてから指でカップの底をおしてみて、開いてるかどうかをチェックしました。
でも、開いているかどうかは結局わからなかったです。
平日の入浴時に練習するといい
月経カップは、慣れるまで練習が必要です。
練習は、平日の入浴時にするのとよかったです。
理由は、月経カップが取れなくなってもすぐに病院に行けるからです。
初心者は、月経カップを取り出すのも一苦労です。
しかも焦れば焦るほど、月経カップは取れなくなります。
でも私は「もし取れなくても病院行けばいいか〜」と気楽な気持ちでいたので、焦らず自分で取り出すことができました。
月経カップやめたほうがいいという人に伝えたい月経カップの5つのメリット

月経カップを実際に使ってみてわかったメリットは、以下の5つです。
- 生理用品の選択肢が増える
- ムレ・かぶれがなくなる
- 節約になる
- つけたままトイレ・お風呂OK
- 自分のことを知れる
生理用品の選択肢が増える
月経カップの最大のメリットは、生理用品の選択肢が増えることです。
使える生理用品が少ないと、いざというときに困ります。
私は、半年前までナプキンしか使ったことがありませんでした。
しかしいざというときのために、月経カップにチャンレンジすることを決めました。
たとえば東日本大震災のとき、ナプキンが配布されなかった避難所がありました。
またコロナ禍のデマで、トイレットペーパーやティッシュペーパーが品薄になったこともありましたよね。
同じように、今後ナプキンやタンポンも品薄になる可能性はゼロではありません。
ムレ・かぶれがなくなる
ナプキンを使っていると、生理中はムレたりかぶれたりしますよね。
しかし月経カップはカップの中に経血がたまるので、ムレたりかぶれたりしません。
あとVIO脱毛済でナプキンを使うと伝いモレしやすいですが、月経カップだと伝いモレの心配もありません。
節約になる
月経カップは、消耗品ではありません。
きちんとメンテナンスをすれば、最低でも2〜3年使えます。
私が使っているメルーナの寿命は、5〜10年です。
メルーナの月経カップは約4,000円なので、5年使うとすると1年あたり800円です。
ナプキンを買いに行く手間もなくなるため、時間の節約にもなります。
つけたままトイレ・お風呂OK
月経カップは、つけたままトイレもお風呂もOKです。
使用時間はメーカーやサイズによって変わりますが、6〜12時間つけっぱなしにできます。
タンポンも、つけたままトイレ・お風呂OKです。
ただタンポンはヒモが外に出ているから、トイレに行くとヒモにおしっこがついちゃいますよね。
おしっこがつかないように気をつけても、私は20%くらいの確率で失敗しちゃいます…。
しかし月経カップだと、そんなことを気にせずトイレに行けますよ〜。
自分のことを知れる
ちょっと精神論的な話になりますが、自分のことを知るのってすごく大切です。
自分のことがわからないと、精神的にも身体的にもしんどいと感じることが多くなります。
しかし月経カップの練習をしていると、だんだん自分の体の構造がわかるようになってきますよ。
あなたのことを一番理解できるのは、あなたです。
月経カップを使うことは、自分のことを知るきっかけになるんです。
これが不安なら月経カップやめたほうがいいかも?月経カップの3つのデメリット

ツイッターで実施したアンケートでは、月経カップを知ってるけど使いたくない人もたくさんいました。
それは、月経カップにデメリットがあるからです。
具体的なデメリットは、以下の3つです。
- 歴史が浅い
- 練習が必要
- 初期費用がかかる
歴史が浅い
月経カップは、誕生してまだ日が浅い生理用品です。
そのため、月経カップの安全性に問題があると考える人もいます。
月経カップはタンポンと同じように、日本で医療機器として認定されています。
これは、ただしく使えば安全であるという証拠です。
しかしやはり歴史が浅く、使っている人は少ないです。
練習が必要
月経カップは、慣れるまで練習が必要です。
練習がめんどうだと感じる人には、月経カップは向きません。
ツイッターでも、練習の途中で挫折してしまったという意見がありました。
たしかにはじめは中で開かないし、出すとき痛いこともあります。
また、慣れるまでは外出先で交換するのも難しいです。
初期費用がかかる
月経カップの価格は、大体1つ4,000〜6,000円です。
この初期費用の高さも、デメリットです。
ちなみに私が使用した月経カップは、メルーナのカップです。
メルーナは月経カップの中でも安くて、ひとつ3.600円です。
安いといっても、ナプキンやタンポンよりは高いですよね。
もし練習の途中で挫折してしまったら、カップの代金がムダになってしまいます。
まとめ:月経カップやめたほうがいいなんていわないで!練習あるのみ!

月経カップを使うかどうかは、メリットとデメリットを比べてみてください。
私はメリットの方が大きいと思ったので、月経カップにチャレンジしてみました。
そして実際使ってみると全然痛くなかったし、練習も案外楽しいです。
私のように練習が楽しいと思えるタイプなら、あなたは月経カップ向いてますよ〜。
この記事を読んで、とりあえず試してみたいと思ってもらえたら嬉しいです。
ツイッターでは今後も練習の成果も発信していくので、ご興味ある方はフォローお願いします!